つまり、この毒ギョーザー事件簡単にまとめると。
・10名が発祥、1人意識不明の重篤
・原因のメタミドホスは中国でも中国事故が相次いでいた。
・数年前にも同じ工場で同じ事件が起きていた。
・結局この事件で現時点で400名以上が健康被害。
・同じ工場では金属汚染された牛肉も日本へ出荷されていた。
今回の毒ギョーザに限らず毒食品は相当あるんだけどね。
http://anzenfood.seesaa.net/article/52564127.htmlhttp://anzenfood.seesaa.net/article/41995022.htmlあと、中国のサイトによるとこの工場は労働争議まっさい中で
何が起こって不思議では無い状況だったらしい。
以下ソース
千葉県市川市に住む飲食店の女性店員(47)ら親子5人と、千葉市稲毛区の母娘2人が、生協で購入した
中国製冷凍ギョーザを食べて食中毒の症状を起こし、入院していたことが30日、分かった。
市川市の5人のうち、二女(5)は意識不明の重篤となっている。
市川保健所が調べたところ、ギョーザから有機リン系薬物「メタミドホス」が検出された。
千葉県警捜査1課は、殺人未遂容疑でギョーザの流通経路などの捜査を始めた。5人は22日夕に冷凍ギョーザを
食べ、嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えた。
ギョーザは、ジェイティフーズ(東京都品川区)が輸入した「CO・OP冷凍食品 手作り餃子」で、千葉県は、
絶対に食べないように呼びかけている。
また、兵庫県警は30日、中国製の冷凍ギョーザを食べた同県高砂市の自営業の男性(51)と家族2人が、
嘔吐や下痢などの食中毒症状を起こしていたと発表した。
パッケージの内側から、有機リン系の農薬「メタミドホス」が検出されたため、県警は食品衛生法違反容疑などで
捜査を始めた。
調べでは、「手包みひとくち餃子」。20個入りで、ジェイティフーズが中国から輸入して販売している。
高砂市の男性は今月5日午後6時50分ごろ、自宅で妻(47)と二男(18)の3人でこのギョーザを食べ、
病院へ搬送された。3人は10〜14日入院したが、現在は回復しているという。
(2008年1月30日18時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080130-OYT1T00482.htm 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で31日、ギョーザを製造した「河北省食品輸出入
集団天洋食品工場」(天洋食品)で、数年前にも同じ殺虫剤が混入していたことがわかった。
同社の元従業員が明らかにした。事実ならば、過去の教訓が生かされなかったことになる。
河北省石家荘にある同社工場の門は閉ざされており、報道陣は一切、シャットアウト
されている。31日午後1時過ぎ、河北省出入境検験検疫局幹部が同社内に入った。
同幹部は「昨夜(30日)から調査している。これまでに何度も入っている」と述べた上で、
「今回の調査は大人数での実施だ。通知を受けてすぐに調査を始めた。今回の問題を
重視し、真剣に調査している」と語った。
その後、国家品質監督検査検疫総局の幹部を乗せた車両なども工場に入った。
工場関係者によると、日本の生協関係者が、30日から現地の工場に入っているとの
情報もある。
一方、現場には騒ぎを聞きつけた元従業員も姿を見せた。同元従業員は「約3年前に
農薬の問題があった」と指摘、管理体制のずさんさが事件を引き起こした可能性がある
ことを示唆した。ただ、その時点で日本側企業がどのような措置をとったかは不明だ。
工場自体の態勢が整っていないなかで、国家品質監督検査検疫総局が2003年10月、
河北省での品質検査に合格すれば、輸出時の検疫などの検査を免除する措置をとって
いたことも判明している。通関スピードを速めることで競争力を高めることが目的だったと
みられる。
また、複数の元従業員によると、昨年12月末、餃子を製造していた約100人のうち
14人が理由もなく「強制辞職」させられたという。多くの従業員が月給1000元(約1万
5000円)、休みなしで1日13時間働かされ、「少なくない従業員が不満を抱いていた」
などとも述べた。
ただ、一方で「待遇は悪かったが、野菜をきれいに洗うなど衛生面はよかったと思う」
という証言もあり、どの段階で殺虫剤が混入したのかは、今のところわかっていない。
ソース(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080131/chn0801311929014-n1.htmhttp://sankei.jp.msn.com/world/china/080131/chn0801311929014-n2.htm◆毒ギョーザ、中国では死者も ずさんな農薬管理
中国製冷凍ギョーザから検出された有機リン系農薬「メタミドホス」をめぐっては、
中国でもここ数年、中毒事故が相次いでおり、死者も出ていた。
中国メディアが中国政府は昨年1月から同農薬の販売と使用を全面禁止したが、
事故はその後に起きており、中央の通達が現場ではまったく生かされていないという
農薬管理のずさんな実態が浮き彫りとなった。
中国紙「華西都市報」によると、2004年3月31日と4月4日、
四川省で連続して2回のメタミドホスによる中毒事件が発生、
いずれも農民が誤ってメタミドホスを調味料として使ったためとみられる。
食べた12人が体の不調を訴え、うち2人が死亡した。
これを受けて同省衛生局が同農薬の販売と使用の管理強化を要請する通達を出した。
昨年12月には雲南省で祝い事の団子を食べた住民が吐き気などの症状に襲われた。
団子にメタミドホスが混入したという。その後も各地で子供による誤食中毒事件や、
残留農薬による中毒事件が相次いだため、中国農業省は昨年1月、同農薬の
販売と使用を禁止した。
しかし、今年1月、広東省でスープ料理を食べた農民4人が中毒症状に陥り、
うち2人は一時、重体となった。
スープに使った木の実に数日前、メタミドホスが噴霧されていたことが後に分かった。
中国誌「農家女」が昨年夏掲載した農薬中毒についての特集記事では、
当局による農薬管理のずさんさを紹介すると同時に、現場で農薬を扱う農民たちの
ほとんどが、農薬についての基本的な知識を持っていない実態を併せて伝えている。
MSN産経ニュース 2008.1.31 18:29
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080131/chn0801311830012-n1.htm 中国製ギョーザによる中毒問題で、製造元の中国・河北省の「天洋食品」から輸入した煮沸牛肉に昨年11月、
金属粉が混入しているのが見つかっていたことが31日、輸入元の食品総合商社「東海澱粉」(静岡市)の話で分かった。
東海澱粉は混入が判明した昨年11月上旬以降、輸入をやめている。
東海澱粉によると、混入していた金属粉は鉄とクロム、アルミの合金。肉眼で確認できたが、
微量だったという。牛肉は三重県桑名市の食品メーカーに納入。
食品メーカーが牛肉をレトルト食品に加工する前の磁石の検査で見つけた。
東海澱粉の社員が天洋食品に出向いて調査したところ、
工場で使われているひしゃくと、金属粉の成分比率が同じだったという。
食品メーカーは牛肉を使ったレトルト食品の生産を中止。すでに卸した商品の扱いについて
小売店と協議しているという。
輸入牛肉に金属粉混入・ギョーザ中毒問題の天洋食品
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080131STXKE065731012008.html中国製ギョーザによる中毒で、1月30日に中毒が判明した10人と、不調を訴えた7人、
31日判明分の31人を加えると、健康被害を訴えたのは35都道府県の計451人となった。
400人超、新たに不調訴え
http://www.47news.jp/CN/200801/CN2008013101000902.html以上です!おもしろい思っていただけたら是非クリックを〜♪
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