2007年03月22日

調査90件82件が偽塩扱い 懸念される健康被害に打つ手なし

昨年来、広東省では低価格の偽物の食塩(以下「偽塩」)が食品市場に氾濫している。食塩を扱う商店の90%以上で偽塩を販売しており、本物の食塩を買い求めるのが難しい状況にある。広州市の新聞「新快報」によれば、2007年2月10日から同紙の記者が広州市の6つの区に10カ所ある食料品市場で食塩を扱う商店90軒を調査したところ、この内82軒が偽塩を販売していたと言う。

 広東省政府は2007年1月1日から、省内各地で販売される小口包装(プラスチック袋)の食塩にはコード番号を記載した偽物防止ステッカーを張り付けることを義務づけている。「ステッカーが無いもの、ステッカーはあっても関係当局でコード番号が登録されていないと確認されたものは偽塩である」と注意を呼びかけている。それでも、偽塩の氾濫は一向に収まる気配がない。

 「食塩にまで偽物があるのか」と思われるかもしれないが、偽塩の正体は製塩工場の廃液からつくった不純な塩や、通常「工業塩」と呼ばれる化学工業原料の「亜硝酸塩」である。

「ニセの塩」長期間摂取すると中毒に
 亜硝酸塩は、白色不透明な結晶体で食塩に酷似し、水に溶けやすく、0.2〜0.3グラムの摂取で中毒を起こし、3グラムで死に至る。偽塩は生産過程が不衛生で重金属などの有毒な化学物質が含まれていることもあり、これを長期間にわたって摂取すると慢性中毒をもたらし、甚だしい場合は癌になる可能性が高い。

 2005年に中国塩業総公司の総経理が語ったところでは、中国の塩の生産量は世界第2位で世界全体の生産量の18%を占め、2004年の塩の生産量は4300万トン、その内訳は海塩が約60%、岩塩が約30%、湖塩が約10%であるという。その世界第2位の塩生産国で「偽塩」が市場に流通する理由は、ひとえにその価格にあり、金儲け以外の何物でもない。

 中国における食塩の市場卸売価格は1トン当たり2000元(約3万2000円)程だが、亜硝酸塩の工場出荷価格は230元(約3700円)であり、約9倍の価格差があり、亜硝酸塩を食塩と偽って販売すれば、ぼろ儲けが可能となる。金が稼げるなら、他人が中毒になろうが、癌になろうが、気にしない。社会主義市場経済の中国では、拝金主義の権化みたいな輩が跋扈している。このような人命に関わる健康被害をものともせず、偽塩を販売するような連中は「下の下」の悪党に過ぎない。こうした連中が販売する偽塩が市場の90%を占めるとなると由々しく事態と言わざるを得ない。

食塩にヨードを添加することが義務
 岩塩にはヨードが含まれていないことから、世界的に海の無い内陸地域では「ヨード欠乏症」が発生している。中国では多くの地域で水や土壌にヨードが含まれておらず、全国的に「ヨード欠乏症」の患者が大量に発生していた。ヨードが欠乏すると、子供は脳の発達が阻害され、成人は甲状腺機能低下による甲状腺腫(甲状腺が腫れ上がる病気)を呈する。中国では1996年に「食塩にヨードを添加する法律」が施行され、食塩にヨードを添加することが義務づけられた。

 このため、中国で市販されている食塩の包装には「」(ヨード塩)と明記されている。だが、偽塩にはヨードは含まれておらず、長期間にわたって偽塩を摂取すればヨード欠乏症に罹る可能性も極めて高い。

 2006年10月、貴州省余慶県龍渓鎮の診療所に急病の子供3人が担ぎ込まれた。その内の1人は人事不省で危篤状態にあったが、その後も急病患者は増え続け、1時間の間に50人以上に達した。急を聞いて駆けつけた余慶県人民医院の王華平副院長は、患者の病状に軽重はあるものの、症状が類似していることから、亜硝酸塩中毒によるものと判断した。最終的に患者17人が亜硝酸塩中毒と判定され、症状の重かった子供は懸命の救命治療のかいもなく死亡したが、残りの16人は命に別状なく回復することができた。

 その後の調査によれば、急病患者のほとんどが3時間前に何軒かのビーフン(米粉)店でビーフンを食べていたことが判明した。そこで、患者の食べたビーフンと嘔吐物を検査したところ、1軒のビーフン店はビーフンから、また他3軒のビーフン店はお茶の中から、それぞれ亜硝酸塩が検出された。(註:この地方ではお茶に塩を入れて飲む習慣がある)

 この事件を重視した塩管理部門並びに公安警察は、これらビーフン店の食塩購入先から遡って調査を行い、遂に「工業塩」を「食塩」と偽って販売した卸元である曹敏を逮捕した。曹敏を追及した結果、曹敏は四川省の「天渠塩化有限公司」から亜硝酸塩を購入したことを自供したので、捜査員は速やかに天渠塩化有限公司へ出向いて調査を行い、以下の事実を確認した。

曹敏は重慶市に実在する「高盛化工有限公司」向けと偽って247トンの亜硝酸塩を買い付けた。
曹敏は買い付けた亜硝酸塩を、皮革工場向けに60トン、食品工場向けに130トン、残り(57トン)を食塩の小売市場へ販売した。
曹敏が「天渠塩化有限公司」と契約した数量は5000トンであり、もし犯罪の摘発が遅れていたら、亜硝酸塩は継続的に販売され、被害はもっと大きくなっていた。
曹敏の「天渠塩化有限公司」からの買い入れ価格は1トン当たり230元、これに重慶市までの輸送費を加えた原価の合計は320元で、これを客先ごとに異なる価格で販売しており、最高価格は1トン当たり1400元であった


http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070322/121473/
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2007年03月20日

有害ナトリウムで着色、「染色キグチ」に注意喚起

2007年3月19日、江蘇省連雲港市工商局の職員が、市内の連雲、新浦などの魚市場に出向き、突撃調査を開始した。これは「染色キグチ」が流通する現状をくい止めるために実施されたもので、職員は「染色キグチ420kg」を発見、その場で押収した。

通常、新鮮なキグチは黄色で、時間の経過とともに白く変色していく。そのため、悪質な魚類販売業者の手によって、白くなったキグチが黄色に染色されるのだ。今回押収した「染色キグチ」の検査により、使用されていた黄色の着色剤は、工業用ナトリウム粉ということが判明。検査係員は「政府はナトリウム粉の着色剤使用を明確に禁止している」と話し、ナトリウム粉を口にすると、人体に悪質な害をもたらすと説明する。現在地方政府は、「キグチを買う時には、着色されていないか十分確認するように」と市民に厳重注意を促しているとのことだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl%3fa%3d20070320-00000034-rcdc-cn
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2007年03月19日

ニセ有毒塩が氾濫 民衆に深刻な害

広東の違法業者が、正規の製塩場の生産で余った重金属、不純物を含んだ廃棄物を利用して劣質の有毒なニセ塩(以下「毒塩」)を作り、低価格で卸売市場に販売している。昨年11月、中国中央テレビは広東省を取り上げ、ここ2年間、人体に有毒な密造食塩が出回っているとの放送をしてから、同省では今も毒塩が流通し、たくさんのレストラン、ホテル、学校の食堂などで出される料理に使用されている。

 広州“新快報”の報道によると、低価格のニセ有毒塩は、広東省内で驚くべきレベルで流通しており、広州、東莞の2市だけで、ほぼ9割の雑貨露店、商店、卸売市場、スーパー、かつ、レストランにも流入しており、被害は深刻であるという。

 報道によると、毒塩は、簡単なビニール包装で商標もない一目で怪しいと分かるものから、本物の食塩のブランド名が入った袋を真似て作った袋に入れられたものまで様々のものがある。小売価格は本物の塩の半額で、大多数が違法ルートで市場に流入している。ある販売者は、毒塩1パックの利潤は、本物3パック分の利潤に相当すると率直に語っている。

 報道の指摘によると、こうした毒塩の主要な産地は湛江、雷州などの地における私人の小製塩場である。違法業者は、正規の製塩場から食塩を精製する際に生じる廃棄物を使って、白い毒塩を再生産しているが、この中には大量の水銀、鉛、亜硝酸塩等の重金属や不純物が含まれており、摂食後に人体に深刻な害をもたらす。

 広東省内の多くのレストランや学校の食堂では、コスト削減のためにこうした毒塩を大量に購入しているが、顧客は、自分が食べた物に毒塩が含まれていることを全く知ることができない。


http://jp.epochtimes.com/jp/2007/03/html/d24468.html
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夜の娯楽場でニセ酒が横行

深圳酒類専売管理弁公室によれば、現在深圳市内で酒類の取締りを行っているが、市内の夜の娯楽場でニセ酒が横行していることを明らかにしている。
 今回取り締ったニセ酒863本のうち、7割が洋酒類。多くは、小さな商店などでニセ酒を仕入れており、30元前後の酒類が、400元程度の値段がつくところもある。取締りをした担当者によれば、娯楽施設におけるニセ酒の割合は4割以上となっており、最近では国産のワインに対してもニセ酒が出回り始めている。
 消費者に対しては、酒瓶の外観をしっかりと観察し、封がきっちりとされているか、中身に不純物がないか見てから判断するように呼びかけている。

http://www2.explore.ne.jp/news/article.php?id=5800&r=sh
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